こんにちは!

自転車出張整体師のhachidoriです!

今年もやってまいりました。

2018年は8月23日の本日より、私が石垣島の一番好きな日『旧盆』の始まりです。

仏花

旧盆の準備は大変

島の方々は、旧盆前に、ご先祖様達を迎え入れる為に家・家の周辺の大掃除をしていらっしゃいます。

さらにお供え物の準備(生前好きだった料理やお菓子)、お仏壇を飾ったりと大忙しです。

料理は飾りは、各家庭で異なっており、飾り物の位置まで細かく決まっています。

昔からの島のお花屋さんに聞くと、

「aさんのお宅は〇㎝に高さを合わせて、この花とこの花の組み合わせで、bさんのお宅は・・・」というようにキッチリ決まっているので、「aですけどいつものように宜しく!」という感じで連絡がくるそうですよ。

島全体お祭りの様な高揚感がある(気がします!)

旧盆の3日間は島の各地でエイサーや獅子舞が見られます。

そしてアンガマー。

あの世から来た精霊の集団(仮装している。)がソーロンの三晩、所望される家々を巡りお仏壇の前で演技や問答を披露します。

集団は、おじいおばあのお面をつけた、翁(ウシュマイ)と媼(ンミ)、花子(ファーマー)と呼ばる翁と媼の子や孫にあたる一団。

ウシュマイ、ンミによるあの世についての問答は、笑いありで、子供からお年寄り(ご先祖様!)まで楽しんでいます。

旧盆の夜はそんな感じでどこからともなく、三線や笛、太鼓の音が聞こえます。

そしてご馳走や線香のかおり、家族団らんの話し声、盆提灯の淡い灯りに、関係のない独り身の私までがワクワクした気持ちになりますd(´_ゝ`)b

何を言いたいかというと・・・

私は大河ドラマや、歴史小説が好きなのでよく見ます。

そのように歴史に触れる度に思うのは、『他人事ではない』という事です。

あの激動の時代、戦乱の時代、大飢饉の時代を生き抜いて、なお子供を産んで育ててきた、逞しいご先祖様達がいたということを実感できるからかもしれません。

あらためて自分がこの世に生まれている事が奇跡なんだなと感じます。

そしてご先祖様達に恥じない生き方をせねば、とこの時期にいつも思いなおします。

そういう訳で、八重山の旧盆の『ご先祖様に感謝する日』には、いつも感銘を受けています。

今年は窓際に祖父の好きだった『ピリ辛焼きししとう』と祖母が好きだった『あられ(に一番近い味の塩せん)』をお供えしました~

お供え

ではではまた♪